英語科教員のメモ書き。

【体験談】教育実習を大成功させる4つのコツ

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***2018年2月19日、コツをひとつ追加しました*** 

 

お疲れ様です、Javishです。

 

今回は、教育実習を大成功で終わらせる4つのコツについてです。

 

教員になるなら、教育実習は避けて通れませんね。Javishも教育実習を受ける前までは緊張と不安でいっぱいでしたが、これから紹介するコツをおさえて教育実習をしたところ、学校に遅くまで残ることなく(重要!)、大成功で終わらせることができました。以下のコツを参考に、教育実習を楽しみましょう!

 

 

コツ①:準備を徹底する。

 

実習生がこれでもかと準備した状態で教育実習に臨むことは非常に重要です。教育実習はとても忙しいことは真実ですが、その忙しさに圧倒されないほどの準備をすれば、実習生にとっても受け入れ校にとっても負担は軽減します。「教育実習始まっちゃう、大丈夫かな~」と漠然と思い続けることは準備には入りません。Javishは教育実習の事前準備として、以下のことを実践しました。

 

①使う教科書と学年を把握する。

現場の教員の方々は教科書を何年も使っているので、教科書の内容をほぼ暗記しています。生徒も少なくとも教科書を数ヶ月以上は使っているはずで、教科書に慣れています。教科書に慣れている教員と生徒に、教科書を数年ぶりに見た教育実習生が事前準備なしにまともに太刀打ちするのは難しいでしょう。学校との事前打ち合わせや電話連絡の際に、教科書と出版社名、自分が担当する学年、出来れば担当する単元まで把握できたらベストです。出来るだけ早く教材に関する情報を集めましょう。

教科書と扱う単元が分かったら、徹底的に教科書を読み込み、書き込みをします。自分は英語科でしたので、取り扱う単元の教科書本文と新出単語を全て暗記し、発音指導で気をつける箇所、生徒がつまづきやすそうな箇所、授業で紹介したい体験談など、めちゃくちゃに書き込みをしました。こうした事前準備により、教育実習がより質の高いものになるのは間違いありません。

Javishの場合はこうした事前準備のおかげで、教科書を見なくても音読の実演ができて生徒から信頼感を得たり、指導案の作成を短時間で終わらせられたり、メリットがたくさんありました。一番印象に残ったのは、最初の指導教官との打ち合わせで「教科書を貸し出します。」と言われたとき、「事前に用意してありますので自分のものを使います。」と伝えたときですね。指導教官への心象アップに一役買ってくれました。

 

ちなみに、教科書は大久保にある「第一教科書」で購入できます。アマゾンや楽天などでも購入できますが、値段が高いのでおすすめしません。「第一教科書」ではネット販売はしていないため店舗に直接行く必要がありますが、かなり安く教科書を購入できますよ。ほかの教科の教科書をパラパラ見るのも面白かった!ここには本当にお世話になりました。興味がある方はぜひ↓

 

教科書供給、販売なら第一教科書へ

 

 

 ②文房具を揃える。

教員にとっても実習生にとっても、文房具は戦うために必要な武器です。教育実習が始まる前に、文房具は一式そろえてしまいましょう。学校に採点用のペンやクリップなど基本的な文房具がそろえてある場合が多いですが、それらは現職の教員の方のために学校の経費で用意されたものなので、実習生として自由に使うスタンスではいけないと思います。また、それらの文房具と肌が合わなかったりすることもあるかもしれません。

Javishの教育実習用イチオシ文房具は以下の通りです。

 

採点用のペン(赤)

採点用のペンは普段使っているような細いペンより、サインペンの方が採点しやすいです。たかがペンとあなどるなかれ、採点は1クラスだけでも40枚以上。少しでも書きやすいものを用意しましょう。

※指導教官と同じペンを使うと、実習生っぽさがなくなっていいと勝手に思っています。

 

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メモ(大小)

教育実習とは、新しい勤務先に入るのと同じぐらい、自分が知らなかった情報を大量に得る期間です。鍵の保管場所や印刷機の使い方の手順など、たくさんの種類の情報を正しくストックするにはメモが必須です。メモを使い倒し、メモを取る癖をつければ仕事が正確になるだけでなく、必死にメモをとる姿を見せることで印象もよくなります。

メモの種類については、胸ポケットに入る持ち歩く用の小さいメモと、研修や会議に使える大きなメモの2種類を揃えましょう。小さいものは100均で十分です。大きなものは無印良品のB5サイズのらくがき帳がおすすめです。この無印のメモが大活躍してくれました。指導案や配布プリントはもちろんパソコンで作成しましたが、パソコンでゼロから下書きすると時間がかかることがあるので、メモに直感的に下書きしたことで大幅な時短ができました。

www.muji.net

 

浸透式スタンプ

インク台無しで押せるスタンプを「浸透式スタンプ」といいます。これも時短対策になります。スタンプ台が必要なはんこも使っていますが、インクを補充しないでポンポン押すのとでは、かかる時間が違います。必要に応じて3種類ほど持っておくと便利です。LOFTで安く購入できます。

スタンプのデザインは生徒が好きそうなものを選ぶといいですよ。Javishが教育実習をしたときは「熱盛」が生徒の間で流行っていたので、Twitterを通して「熱盛シヤチハタ」を追加購入しました。生徒から笑いとやる気を引き出せましたよ!流行のものを取り入れるのも策の一つですね。

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A4バインダー

実習中は先生方の授業を観察する機会が多くあります。立ったままメモを取るには、固い表面が無いときれいに書けません。これがあると大活躍です。100均で十分ですが、見た目が安っぽいのは避けた方がいいかもしれません。ペンが刺せるかはどうでもいいです。実習中はそんなこと考えてる暇がないくらい忙しいですから。

 

トートバッグ

学校内でたくさんのプリントやノートを運ぶために必要です。教員の方ではスーパーのカゴを使ってる方もいますね。生徒は階段も廊下も走り回ってますから、片手があいていることは安全面から見ても良いです。

 

コツ②:自分から予定を決め、教育実習の主導権を握る。

 

非常に大切です。初日から「何をいつまでに済ませるか」を決め、教育実習の主導権を握りましょう。しつこいようですが、教育実習はなにも用意がないとめちゃくちゃ忙しくなります。実習生のやることはざっとあげてこれくらいあります。

 

  • 朝、職員室と控え室の清掃
  • 朝の職員会議参加
  • 朝と帰りの会参加、実践
  • 学年会議・教科会議参加
  • 空き時間は授業観察からの観察レポート書き
  • テスト・プリント採点、コメント書き(最低40枚)
  • 給食指導
  • 日直日誌、班日誌コメント書き
  • 指導案作成
  • 研究授業準備・練習
  • 生徒と一緒に掃除
  • 受け入れ校での研修・その他会議
  • 教育実習ノート書き
  • 授業観察の許可取り
  • 指導教官と打ち合わせ

 

あ、これを書いていてあの怒濤の日々がよみがえってきたw

 

ともかく、これ以上のことを毎日こなすわけです。教育実習が完全な個人プレーなら予定を立てなくてもうまくいくかもしれませんが、教育実習中は指導案から配布プリントまで、指導教官にあらゆるモノを事前に確認してもらうべきです。特に指導教官の協力が必要なのが、指導案作成と研究授業の準備。教育実習中には「指導教官に指導案に目を通して貰いたいのに、指導教官がどこにいるのかわからない。」という事象がたびたびおこるようですが、それもしっかりと予定を立てて防ぎましょう。そのためには、指導教官に対し、

 

「○日の×時間目の指導案に目を通していただいてフィードバックを頂きたいのですが、△日の■時から~分ほどお時間いただけますか?」

 

と声かけをしましょう。指導教官からいつまでに指導案を出すようにと明確な締め切りをいわれることはあまりないと思いますが、自分で予定を立てつつ自律的に時間を過ごすのと、周りから予定を振られながら受け身的に過ごすのとでは、前者の方が圧倒的に負担が少ないです。自分の予定を自分で立てることでタスクの把握も出来ますし、回りからほかの仕事を振られたとき、予定が詰まっていることを自覚していればきちんと断れます。とにかく、予定を立てる第1歩として「いつまでに何をどうしたいのか」を明確にし、指導教官のスケジュールを押さえてしまいましょう。

私はこの予定を立てて主導権を握ることを実践した結果、ほぼ毎日18時退勤、遅くても19時半退勤が1度あっただけで、睡眠不足には一度もなりませんでした。もちろん授業のコマ数や指導教官によってはもっと遅くなることもあるかと思いますが、夜遅くまで学校に残る回数は減らせるはずです。

ちなみに、もうお分かりだと思いますが、突然アポなしに「今確認してください」では問題外です。実習生と指導教官の双方が納得いく授業をするためには、その授業の予定表である指導案を確認してもらう予定を立てるところから勝負が始まっているんです。

 

 

コツ③:ネットで教育実習が「大変かどうか」を調べない。

 

 じゃあこんな記事書くなよ、というツッコミが来そうなコツですが、本当です。ネットで情報を集めるときの基本的な姿勢ともいえます。冒頭で述べたとおり、教育実習が大変かどうか気になるのはよく分かりますし、Javishもそうでした。しかし!だからといって、実習についてネットで調べ、「ああ~やっぱり大変なんだ~」で満足するのは危険です。そもそも、ネットにはプラスの情報よりもマイナスの情報のほうがずっと出回りやすい。SNSなんかをみても、幸せな投稿より、愚痴だったりマイナスな感情の方が多くみられることってありますよね。人間は自分が大変だったことを他人に知ってもらい、なぐさめの「いいね」がほしくなるものです。教育実習は基本的に大変です。苦労します。自分の課題が浮き彫りになります。それをわかった上で、どうすればよりよい実習にできるのかを考える方が、やみくもにGoogle先生にたずねるよりよっぽど有益です。考えるべきことは、「教育実習は大変なのか」ではなく、「大変な教育実習をどうすれば実りある時間にすることができるか」だと思います。

 

***2018/2/19追記開始*** 

コツ④:教育実習先に聞く。 

ここまでの3つのコツで押さえられない部分があります。それは、実習先の学校によって必要かどうかが違ってきたり、理想とされることが異なることです。不明点は不明点のままにすると心配に変わります。受け入れ先との打ち合わせで、教育実習が始まる前にはっきりと確認しましょう。

Javishは以下の項目を確認しました。

教育実習中の服装は?

春の教育実習ならば服装に悩むことはなさそうですが、秋の教育実習は9月に始まることもあり、Javishも「出来ればジャケット・ネクタイなしのクールビズがいいけど、教育実習的にありなのかな」と悩みました。9月はまだまだ暑い時期で、学校の中はさらに暑い。

そこで、教育実習先との最初の打ち合わせで「実習中はクールビズで問題ありませんか?」とはっきり聞き、「問題ないです。」と回答いただいたのでクールビズで3週間実習に取り組みました。無理してジャケットとネクタイをして体調を崩したら本末転倒ですよね。しっかり確認してよかった。

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ノートパソコンの持ち込みは?

研究授業で使う配布プリントや指導案の作成にはパソコン必須ですが、ノートパソコンを持ち込むべきかも迷ったので実習先に確認しました。Javishの実習先には控え室にパソコンが用意されていたので持っていく必要がありませんでした。

 

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実習先の生徒の情報は事前にもらえるか?

実習が始まる前に生徒の顔と名前を全部覚えようと、生徒の顔写真と名前を事前にもらえるか聞きました。答えはノー。学校には生徒の顔写真と名前がクラス別にまとまった書類が必ずありますが、生徒の個人情報保護の観点から校外持ち出しは許可されませんでした。よくよく考えれば当たり前ですね。

ただし、これを聞いたおかげで学校側に「この実習生は生徒の事を把握したがっている」と印象付けることができ、教育実習初日に、「一覧表を控え室から持ち出さない」という条件で生徒一覧表のコピーをいただくことが出来ました。聞いておいてよかった!

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部活動にも関わったほうがよいか?

部活動は帰りのHR後にほぼ毎日ある活動ですが、部活動に参加するとものすごく時間がとられ、研究授業や教材研究がおろそかになってしまいがちです。「教育実習中は部活動には関わるべきですか?」とはっきり聞きましょう。

教員の間でも認識が違ってくることですので、教育実習先との最初の顔合わせで会う管理職の方(副校長や実習責任者)と確認するのが良いです。Javishは副校長先生に確認し、「出る分にはかまわないが、実習中は部活よりも授業優先にしてほしい」と回答をいただいたので、授業優先で実習に臨みました。

ここで「なるべく部活も出るように」といわれてしまうと、実習の難易度がかなり上がります・・・部活は楽しいですよ。部活はね。

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***2018/2/19追記終了*** 

 

 

 

長くなりましたが、教育実習を大成功で終わらせる4つのコツ、いかがでしたでしょうか。これから教育実習をされる方が少しでも教育実習を有意義な時間に出来る事を祈っています。質問などありましたら右上の問い合わせフォームからどうぞ。