英語科教員のメモ書き。

アメリカの銃規制問題を学びに使う。


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お疲れ様です、Javishです。

 

ここ最近、アメリカでの学校銃発砲事件が多発していることは各メディアでも取り上げられています。そして3月1日、死者は出なかったものの、ついに教員による銃発砲事件がアメリカ・ジョージア州で起きました。トランプ大統領は学校での銃発砲事件の対応策として一部教員に銃を携帯させることを提案し物議を醸していますが、今回の事件をもってどのような動向を見せるのか気になるところです。

 

銃規制問題はアメリカでは長年に渡って論議されてきたものの、銃規制は進まず平行線をたどっています。この問題、学校で学びの題材として使えないでしょうか?

例えば、「銃規制をすべきかどうか」で議論する道徳のテーマに使うのもいけそうです。「銃は危険だから規制」という単純な議論にならないよう、肯定派と否定派に分け、ディベートさせるのもおもしろそうです。

もっとシンプルにしたいなら、「なぜアメリカでは銃規制問題が進展しないか」をテーマに調べ学習もどうでしょうか。アメリカの銃規制問題は政治的な面や、大きな権力を持つNRA(北アメリカライフル協会)、銃を所有する権利を保障するアメリカ憲法の存在、広い国土と多様性からくる自主防衛の必要性など、多くの要因が複雑にからんでいます。日本では憲法改正もホットなテーマですが、アメリカ憲法の銃規制の部分の改正は日本よりもずっと昔から話し合われてきた部分なんですね。トピックごとに分けてジグソー学習が出来そうです。

もっと哲学的な学びにしたいなら、「アメリカの銃規制を進めるならどうすべきか」を考えさせたいです。極論から言って、アメリカの銃規制問題が進まないのは憲法で保障されている権利をタテに利権を確保する人たちが原因ともいえることから、「カネよりモラルを優先すべき理由」が議論のテーマになります。ここは非常に授業のコントロールが難しそうですが、議論が行き詰まらない支援が出来るならGoです。

ざっと考えてもこれだけ授業のアイディアが広がります。あ、海外文化として英語科で喋るだけでもいけそうか。幅がありますね!ぜひ検討してみてください。