名古屋市の全小学校で部活動廃止。
お疲れ様です、Javishです。
衝撃的なニュースですね。
2020年度いっぱいで教員による部活動指導の廃止を決定しました。
40年以上前から続いていた教員の部活動指導を廃止するとは、大きな転換ですね。
名古屋の調査によると、
昨年度は多くの教員が1ヶ月に30時間を部活動にあてていたとのこと。
1ヶ月30時間も時間が浮くことになれば、教員の負担は間違いなく軽減します。
行政側が教員の負担軽減のための行動を取れていることはすばらしいですね。
他にも、京都市では2017年から顧問として勤務も出来る「部活動指導員」を
試行配置して教員の負担軽減を狙ったり、
熊本市では2019年度から学校での部活動の短縮化に取り組むなど、
自治体レベルでの部活動の取り組みへの見直しが実現しています。
教員のための行政が機能していることを本当にうれしく思います。
今後の課題としては、地域人材の活用がどこまで進められるかですね。
教員がやらないなら誰がやるのか。
ボランティアで部活を指導してくださる方がいる地域もあれば、
そうでない地域もあります。
人の善意で成り立つところが多い部活動ですが、
教員の善意で始まった部活動の見直しが必要になった今、
部活動指導員の配置も地域の善意に頼らず、
どんどん行政主導で進めてほしいところです。
参考サイト