教員への暴力
先日、名古屋大学准教授の内田先生による寄稿が目にとまりました。
教員による生徒への暴力は言語道断ですが、
生徒による教員への暴力が注目されることは今まで少なかったように感じます。
そして、とても悲しく感じるのが、
暴力を受けた教員を守る人が少ない(または少なく報道されている)こと。
実際どうなんでしょうか。
上記の記事の中では、
生徒による暴力被害を受けた教員の技術不足を指摘する元校長の声が取り上げられています。
被害者の教員の技術があれば、暴力は防げたかもしれません。
ただ、そうした事件の未然防止に先陣を切って努めるのは管理職でしょうと。
もちろん技術不足の解消のため勉強するのは大前提ですが、
部下を育てるのも上司の責任ではないでしょうか。
確かに、教員はどんな子どもに対しても優しく受け止め、
その子たちの良いところを見つけ伸ばしてあげることが求められますが・・・
全教員に完璧を求めると、それは理想論といえる部分も見えてきます。
私もまだまだそれが完全にできているとは思いません。
人間的に未熟なところはたくさんあります。
こうした事件を受けて、学校の管理体制が改善することを望みます。
自分も、できないことは積極的に先輩や管理職に相談していこうっと。