体験しないとわからない。
お疲れ様です、Javishです。
今まで勤務中に、過呼吸で倒れてしまう生徒を発見し、養護の先生を呼んで対応していただいたことが何回かあります。
なんと先日、自分が過呼吸で倒れてしまいました。
それも突然。
確かに学期明けがそろそろ近づいてくるなかで
「やることがたくさんあるな~」
とは思っていたのですが、
そんなことを頭の中でくるくると考えて整理していたら、
息苦しくなり、呼吸が早くなり・・・
その場から動けなくなってしまいました。
過呼吸が起こると、自分はこうなりました。(一般論ではなく体験談)
・目が開けていられない
・腹痛なのか吐き気なのか、腹部に痛みを感じる
・凄まじい恐怖感が襲う
・呼吸が早くなる
・手足がしびれる
・足元をばたばたしないと落ち着かない
・とにかく体をじっとしていられない
・しゃべっていないと落ち着かない恐怖感
・・・リストにしてみるとすごい。
手足がしびれるのは血中の二酸化炭素濃度が薄くなりすぎるからだそうで。
とにかく悪循環というか、
呼吸が早くなるとCO2濃度低下で手足がしびれ、
それによりとても大きな恐怖感を感じました。
死が迫っているような恐怖心です。
また驚いたのが、
過呼吸だといわれるまで、過呼吸になったという自覚症状が全くなかったこと。
過呼吸になった生徒の対応も間近で何度も見てきましたから、
自分で呼吸をゆっくりに意識・・・なんてことは全く出来ませんでした。
「おちついて、呼吸をゆっくりにしてください」
と大きな声で言われて、その指示に従うのがやっとで・・・
数時間でようやく症状が治まりました。
保健室前のポスターで内容や対処の仕方はなんとなく知ってはいたのですが、
身をもって「知ること」と「体験すること」は大きく違うと実感しました。
過呼吸になったとき、生徒はすさまじい恐怖と対面していたんだなぁ。。。
みなさまもお体はご自愛ください。