英語科教員のメモ書き。

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【中1向け】脳トレフラッシュカード

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お疲れ様です、Javishです。

 

今日は中学1年生向けのフラッシュカードを使ったゲームを紹介します!

 

 

ゲーム名:脳トレフラッシュカード

用意するもの:英語で色の名前を書いたフラッシュカード

       (カードの裏にマグネットシートを切って張ったもの)

       (※ラミネート加工推奨)

       はえたたき(チーム数だけ用意)

手順:

準備:英語で色の名前を書いたフラッシュカードを用意する。

よく使われる色の名前やゲーム性を考慮し、Javishは以下を用意しました。

 

Red / Blue / Yellow / Black / White / Green / Pink / Gray / Cream / Sky blue / Navy / Brown / Orange / Purple / Rainbow 

 

以上の色をWordで文字に色をつけ、印刷します。ポイントは、それぞれ文字のスペルと文字の色を違うように設定すること!「脳トレ」ですからね。

イメージこんな感じです↓

 

 [Red]  [Blue]  [Gray] [Rainbow]

 

「Rainbow」だけは7文字を1文字ずつ色を変えて虹色っぽい雰囲気にしましょう。10人ほどの少人数指導なら種類はこれくらいで十分です。サイズはA4に色を3種類ずつ印刷しましたが、もっと大きくてもよいかもしれません。

印刷が終わったらラミネート加工をします。ラミネート加工する機械がない学校はないと思いますが、もし使えないときは100均で10枚入りのクリアファイルを買い、それにフラッシュカードを入れてはさみで切り、4辺をテープで止めても大丈夫です。その場合、角を丸く切るなどして怪我防止対策をしておきましょう。最後にフラッシュカードの裏にマグネットシートを貼り付けて完成!これも100均。ダイソーさんありがとう。

 

 

①教員がフラッシュカードを黒板にはる。

②生徒を数グループに分ける。

③各グループから代表1名が黒板の前に出る。

④教員が"Where is letter (色)?"といったら生徒は指定された色のスペルのカードを早い者勝ちでとる。また、教員が"Where is color (色)?"といったら生徒は指定された色の文字のカードをとる。

⑤3,4枚ほどで選手交替する。

⑥すべてのカードを取り終わった時点でカードの枚数が多いチームの勝ち。

⑦何回か繰り返したいときは生徒にカードを黒板に張らせると次の勝負も盛り上がります。

 

 

このゲームは教員のSpeaking能力が高い場合に特に学習効果を発揮します。教員の問いかけで生徒が動くゲームなので、生徒のリスニング能力が向上するだけでなく、文字認識能力をより負荷を与えた状態で鍛えることが出来ます。まさに「脳トレ」ですね。

また、このゲームのよいところはひたすら盛り上がるところです。ほぼ毎回間違ったカードを取る生徒が出てきて、そのたびに大爆笑です。また、Javishは「Rainbow」のカードは3点、そのほかは1点というルールで実践しましたが、ポイントはもっと工夫の余地がありそうです。

もうひとつの用意するものの「はえたたき」は、生徒がカードの取り合いになった時の怪我防止対策です。中1とはいえ全力でカードを取りに行くので、対戦相手が男子対女子になったときなどははえたたきでカードを取らせれば安心です。

 

めちゃくちゃ盛り上がる「脳トレフラッシュカード」、ぜひお試しください。

・・・ちなみに大人がやっても盛り上がりますよ。職員室でちょっと試しました。