英語科教員のメモ書き。

今日やれば、今日伸びる。

ロンドンより、英語学習に関する情報発信中

Javishの「休み方改革」。

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お疲れ様です、Javishです。

 

週末もおしまいです。早いですね。

みなさんは有意義な休みを過ごせましたか?

教員としてとてつもなく多忙な日々を過ごしていると、

いかに休むかがとても大切。なかなか休めないんですけどね。

働き方改革」が言葉として流行している中、

Javishは「休み方改革」にも力を入れています。

 

休み方改革の2本柱

Javishは休み方には2通りあると思います。

ひとつは「計画して休みを充実させる」休み方です。

Javishは土曜が全休のときは前日の夜から何をするかを計画します。

内容は特別なものではなく、

午前中に洗濯物を済ませる、掃除機をかける、トイレをきれいにする、

スーパーに買い物に行くなど、

処理すべきものを計画立てて処理します。

これにより得られるものが「計画通りに仕事以外の事をした」という達成感

家事全般は(休めれば)午前中で全部終わりますし、

土曜の朝のスーパーは空いていて気持ちがいい。

 

Javishは家事が半分趣味みたいになっているので、

家事を計画通りにすべて済ませるとリフレッシュしますねー。

家がきれいになると心もきれいになった気がします。

みなさん何か趣味をお持ちだ思いますが、

趣味を実行するのも計画のうちじゃないかと思います。

物を用意したり、練習したり、

その日の思い付きだと100%楽しむのは難しいのでは。

Javishは小さな計画をバシバシ実行し、有意義な休みをとっています。

何も考えずに休日を過ごすと結局だらだらしてしまうことが多かったので、

今では必ずなにかしら行動する計画を立てるようにしていますね。

 

 

そしてもうひとつの休み方は、「何も計画せずに『計画する力』を充電する休み方」

計画することはとても大切ですが、

物事の優先順位や時間配分などを考えるのは自分の計画力を使います。

計画力を充電するには、何もせずに計画の枠から外れることが必要です。

ここでは思いつきもいいですし、

何も思いつかずに過ごすのもOK。

 

計画は確かに大切ですし効果も抜群なんですが、

四六時中計画していては疲れてしまいますし、

計画通りに行かないと逆にストレスがたまったり、

「計画する=自分にプラスに働く」という習慣づけから離れてしまったりすることがあります。

 

なので今週末の場合、Javishはこの「休み方改革の2本柱」に沿って、

土曜日に家事全般を午後3時までにすべて済ませてから思いつくまま読書をし、

日曜日は学校に提出が必要な書類を済ませ、思いつくままYoutubeでお笑いを見、

その後は映画「Black Panther」を観に行きました。

 

この計画することと計画しないことのハイブリッドはずっと続けていきます。

計画力を適度に使ってQOLを高め、また計画しないことで計画力を充電する。

ぜひこの「休み方改革の2本柱」、お試しください。

 

では今週もがんばりましょう!

1ヶ月間の御礼。

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お疲れ様です、Javishです。

 

時間が経つのは早いもので、

この記事でちょうど30記事目です。

 

いつも本ブログを読んでいただいてありがとうございます。

「1日1記事何か書く」ことを目標に本ブログを始めましたが、

ひとまず1ヶ月間無事達成できたことに驚いています。

これも毎日みなさんにアクセスしていただいたおかげです。

御礼申し上げます。

 

この1ヶ月間毎日ブログを書き続けてきたわけですが、

ブログを続けたことで自分にも変化が起きつつあります。

今回はブログを1ヶ月続けて起きた変化についてまとめます。

 

アクセス数が増えた。

本ブログを読んでくださっている方々、

いつも本当にありがとうございます。

ブログを1ヶ月続けた結果、

2018年3月3日時点で合計513PVをいただきました。

のべ500人以上の方に読んでいただけるとは光栄です。

毎日アクセス数が1あるだけでも飛び上がるほどうれしいです。

 

今後も面白い記事を書けるよう継続していきます。

何か書いてほしいテーマがありましたら、

右上の問い合わせフォームからお知らせください。

より考える癖がついた。

教員として日常を過ごす中で、

「これは調べたいな」「これは情報発信したいな」という風に、

より考える癖がつきました。

 

読書するにしても書評の形で他の人に薦めたいという感情がわくようになりましたし、

ニュースを読むでも要因を考えたり考察を加えたり、

教材を見つけたらその応用方法を考えたりと、

感じた事をそのままにするだけでなく、

もう1段階深く考える癖がつきました。ブログっていいですね。

教員にブログは向いてるのでは。

より書く習慣がついた。

当たり前ですが、毎日ブログを続けると、ものを書く習慣がつきました。

それもただ書くだけでなく、

情報をあつめ、まとめ、できるだけ面白く書く。

これがとっても難しい!

まだまだひよっこな書き手ですが、

集めた情報が面白くとも下手に書くとつまらなくなるし、

情報が平凡でも書き方次第で面白くなるような気がしています。

 

これって教員の仕事とつながるところが多いと思うんです。

教える内容が面白くても、その教え方がつまらないと授業はつまらない、みたいな。

今後は情報あつめと書き方の双方の質を高めていきたいところです。

 

おわりに

今回はブログを1ヶ月続けて起きた変化とその御礼を伝えるための記事でした。

繰り返しになりますが、いつも本ブログを読んでいただいてありがとうございます。

未熟ながら、今後も精進いたします。

皆様よい週末をお過ごしください。

Javishはしっかり休みます!

アメリカの銃規制問題を学びに使う。


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お疲れ様です、Javishです。

 

ここ最近、アメリカでの学校銃発砲事件が多発していることは各メディアでも取り上げられています。そして3月1日、死者は出なかったものの、ついに教員による銃発砲事件がアメリカ・ジョージア州で起きました。トランプ大統領は学校での銃発砲事件の対応策として一部教員に銃を携帯させることを提案し物議を醸していますが、今回の事件をもってどのような動向を見せるのか気になるところです。

 

銃規制問題はアメリカでは長年に渡って論議されてきたものの、銃規制は進まず平行線をたどっています。この問題、学校で学びの題材として使えないでしょうか?

例えば、「銃規制をすべきかどうか」で議論する道徳のテーマに使うのもいけそうです。「銃は危険だから規制」という単純な議論にならないよう、肯定派と否定派に分け、ディベートさせるのもおもしろそうです。

もっとシンプルにしたいなら、「なぜアメリカでは銃規制問題が進展しないか」をテーマに調べ学習もどうでしょうか。アメリカの銃規制問題は政治的な面や、大きな権力を持つNRA(北アメリカライフル協会)、銃を所有する権利を保障するアメリカ憲法の存在、広い国土と多様性からくる自主防衛の必要性など、多くの要因が複雑にからんでいます。日本では憲法改正もホットなテーマですが、アメリカ憲法の銃規制の部分の改正は日本よりもずっと昔から話し合われてきた部分なんですね。トピックごとに分けてジグソー学習が出来そうです。

もっと哲学的な学びにしたいなら、「アメリカの銃規制を進めるならどうすべきか」を考えさせたいです。極論から言って、アメリカの銃規制問題が進まないのは憲法で保障されている権利をタテに利権を確保する人たちが原因ともいえることから、「カネよりモラルを優先すべき理由」が議論のテーマになります。ここは非常に授業のコントロールが難しそうですが、議論が行き詰まらない支援が出来るならGoです。

ざっと考えてもこれだけ授業のアイディアが広がります。あ、海外文化として英語科で喋るだけでもいけそうか。幅がありますね!ぜひ検討してみてください。

川口市立中学のいじめ問題を考える。

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お疲れ様です、Javishです。

 

いじめ問題はどの学校にとっても最も力を注がなくてはならない業務のひとつです。

2013年にいじめ防止対策推進法が施行されたように、学校ではいじめを未然防止・早期発見・早期対応することとされている一方で、いじめ問題は連日のようにメディアで報道されます。悲しい限りです。

今回は川口市立中学校でおきたいじめ問題に対する学校の対応について考えます。

 

川口市立中学のいじめ問題と学校対応

埼玉県川口市立の中学校3年生の生徒が、①所属していたサッカー部内でのいじめ、②同部顧問からの体罰、そして③インターネットなどによる中傷が原因で不登校になってしまいました。体罰を行った顧問は当初体罰を否定していたものの、被害生徒とやりとりをしていたノートに体罰を行ったことがわかる旨の記載があり、それを証拠に顧問は体罰があった事を認めました。

それ以降の対応として、保護者会及び生徒集会にていじめ防止指導を行うことや、被害生徒に対する学習支援、教職員のいじめ防止の研修の実施など5項目が記されていた「○○君への今後の支援体制」という文書が校長から被害生徒と保護者に示されました。

保護者や周囲の励ましもあり、当該生徒は学校に復帰。しかしいじめはやまず、保護者が家庭訪問を行った学年主任と市教委の担当者に文書の項目が実施されているのか抗議したところ、担当者らはその文書の存在を知らず、先月2月1日の時点までその文書が現場の教員らに共有されていないことがわかりました。

教頭は「支援体制」の文書について「先生たちには見せていない」と認めたものの、「内容に書かれてある個別の支援やいじめ防止の活動はその都度、必要な時に教諭に指示してきた」と反論しました。

学校に対する信頼をさらに失った生徒は学校に行く意欲がさらに低下、今後の学校の対応が急務とされています。

考察

今回のいじめ事件と学校の対応。Javishが考える問題点は計画の全体像が教員に共有されていないことだと考えます。

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 文書の作成に関わった教員が明らかになっていませんが、文書を保護者と生徒に示したのが校長で、その文書の存在を知るほかの教員がいなかったことから、学校内で円滑な情報共有がされていなかったことは明らかです。教頭先生によるとその都度指示はでていたようですが、教員がいじめ防止対策の全体像を把握しないままその業務を部分部分に行っていたことになります。これは問題です。組織が何か目標を持って計画を進めるのであれば、その計画の全体像を組織の全員が共有するのは絶対です。なぜなら、その計画の実行中に意識のずれが生じるからです。

 管理職がいじめへの対応策を立てて実践する目的を「生徒が安心して学校で勉強できるような環境を整えるため」としたと仮定しましょう。管理職は以下のように考えます。

 

管理職:

生徒が安心して学校で勉強できるよう今後の対応策をたて、各職員に実践させよう。

 

しかし、実際には計画の全体像は共有されず、対応策が別々に指示されました。対応策は5つの項目があり、多岐にわたります。そのひとつひとつの指示の際に、きちんと「生徒のため」という目的が共有されたでしょうか。もし共有が明確に出来ていない場合、教職員の中にはこう考えた方がいる可能性があります。

 

教職員:

管理職からいじめ対応策を指示されたからやろう。 

 

この時点で、いじめ対応策の目的と、いじめ対応策の実行そのものが混同しています。対応策の実行の目的は生徒と保護者のためであって、指示されたからやるものではありません。目的がばらばらだと、 優先度合いが各個人で異なった結果計画が遅延したり計画の実行方法が第三者から見ても問題なく進んでいるかを評価できなくなったりします。多忙な教員の勤務実態と学校という閉ざされた空間の2点を考えると、この2つは特に起こりやすそうに見えませんか?実際、いじめの被害を受けた生徒が学校の対応策を示されて学校に復帰してからもいじめがやまなかったことから、学校のいじめ対応計画には遅延が起こっていたことが予想できますし、 「計画全体が共有されていないことを保護者と生徒が知ったらどう思うか」を学校は考えられていなかったことが今回の抗議につながりました。

この学校運営は果たして適切といえるのか、疑問です。今回保護者と生徒からの抗議を受けて、教頭は諸対策を必要なときに「指示した」と反論していると報道されていますが、保護者と生徒の怒りは「指示されていたか」ではなくて「教職員で連携が取れていないじゃないか」ということ。計画は遅延、相手(保護者と生徒)のニーズにこたえられていない。

先日紹介した「JALの心づかい」を読んでほしいです。相手のために考えて行動する力がつく本ですよ!

thoughtsofenglishteacher.hatenablog.com

 

おわりに

今回の一件は学校運営のありかたと教職員の適切な連携の取り方を考えさせられる事案です。いじめをうけた生徒と保護者の今後がどうなるのか、非常に気になります。

Javishも学校の業務で多忙な日々を送っています。もちろん上からの指示もたくさん受けていますが、ひとつひとつの業務が「何のため」にあるのかを考え続けられる教員でありたいです。

 

 

参考サイト

<川口いじめ>信じて再び登校したのに…不登校生徒に示した「今後の支援」共有されず 母が抗議、教頭反論

http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/02/28/04.html

川口のいじめ 顧問教諭が体罰 ノートが証拠に

https://mainichi.jp/articles/20171208/k00/00e/040/201000c

アプリで漫画を読んで英語を伸ばす。

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お疲れ様です、Javishです。

 

今日は英語で漫画が読めるアプリを見つけたので紹介します。

「漫画で学ぶ英語」というアプリです。

 

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読める漫画は「ブラックジャックによろしく」だけですが、

このアプリの良いところは、

日本語と英語の比較がすぐに出来るところ。

 

各話の各タイトルにまでしっかり英訳がついているだけでなく、

ページ画面で右上の矢印のボタンをタップすると、日本語と英語が切り替わります!

 

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このページでの言語切り替え機能は画期的です!

この上のページだけでも、

「汚い大人」が「a corrupt doctor」と訳されており、

「汚い」→「堕落した(corrupt)」って訳せるのか!と、

日本語ならではのニュアンスの訳され方を勉強できます。

英語で読む漫画って、かなりの勉強になりますね。

 

まずは日本語で読むもよし、最初から英語で読むもよし。

英語で読んで、わからなくなったら日本語に切り替えて確認するもよし。

この「ブラックジャックによろしく」は著作権フリーの作品だからこそ実現したアプリですね。

 

作品そのものもかなり面白いので、通勤の片手間にいかがでしょうか。

タブレットが配置されている学校では、このアプリをインストールしてもいいのでは?

その場合は生徒に日本語で読まないよう釘を刺すのをお忘れなく。

 

ちなみにJavishは5巻、6巻あたりでぼろぼろに泣いてしまいました。

漫画を読んで泣いたのは初めてかもしれません。

 

それではまた。

今週もあと半分、がんばりましょう!

【書評】考えて行動する力をつけるための1冊。

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お疲れ様です、Javishです。

 

今回は「JALの心づかい」という本のレビューをします。

 

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Javishも今までいろんな航空会社を使ってきました。

海外経験のある友達も多く、チケットを予約する時期になると、

「あの航空会社はいい」「あの航空会社はやめたほうがいい」など、

行き先と価格帯はほぼ同じながら、

航空会社によってサービスの質は全く違うといっても過言ではありません。

 

お財布事情からJALはあまり使ったことがないのですが、

やはり日本の航空会社は日本人・外国人ともに評価が高く、

チケットの価格以上の価値のある旅を提供する会社に間違いありません。

 

さて、この「JALの心づかい」は、

日航機墜落事故、経営破たんを経て復活した日本航空

サービス力のもととなる考え方がつまった1冊です。

 

空港で働く地上スタッフの事を「グランドスタッフ」と呼びますが、

そのグランドスタッフへの取材をもとに、

JALのおもてなしの基礎がまとめられています。

 

学校は生徒をおもてなしする場ではありませんが、

教員としても参考になる点が多く載っています。

本の中の「お客様」の部分を「生徒」に変えて読むと、

そのまま教訓になるような考え方が満載です。

 

この本を読んで、最も印象に残ったのが

JALのグランドスタッフは人をよく見て、自分で考え、行動している」ところ。

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文字にすると簡単に聞こえますが、

他人が何をしてほしいのかを観察するだけで見出し、

そのニーズにあった行動を言われなくても実行するのは大変です。

そうした「考える力」は普段から意識しないと出来ないことですよね。

Javishももっと生徒をよく見て、

生徒のニーズにこたえられる教員になりたいと思いました。

 

内容がシンプルにわかりやすくまとまっているため、すぐ読める1冊です。

 興味がある方はぜひ読んでみてください。

ロゴ当てゲーム「B編」

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お疲れ様です、Javishです。

 

昨日作った「ロゴ当てゲーム」を授業で実践したところ、

生徒に大ウケでした!

調子に乗って「B編」を作成しましたので公開します!

 

とてもシンプルなゲームですが、

手順等確認される方は以下の記事をご確認ください。

thoughtsofenglishteacher.hatenablog.com

それでは行きましょう。

ロゴ当てゲーム「B編」

問題:

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解答:

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今週もぼちぼちがんばっていきましょう!

 

ロゴ当てゲーム「A編」

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お疲れ様です、Javishです。

 

Javishは「将来英語を使わない」と言う中学生・高校生にたくさん会ってきました。

英語は学校での勉強のひとつに過ぎず、

日常生活とはまるでかけ離れているものと勘違いしているのは

非常にもったいないことだなぁといつも思います。

そこで今回は、日常生活が実は英語に囲まれていることを実感できるゲーム、

「ロゴ当てゲーム」を紹介します。

 

ロゴ当てゲーム

手順:

①生徒をグループに分ける。

②企業のロゴから特定の文字だけ切り抜いたものを提示する。

③生徒にどの企業ロゴの文字か予想させる。

④最も多く正解したグループの勝ち。

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下準備に少々時間がかかりますが、

当ブログのものをコピペして使っていただいてかまいません。

もちろんご自身で問題をアレンジ・作成するのもいいと思います!

問題を作成するのも楽しいですよ。

今回は一発目ということで「A」に特化してみましたが、

他の文字でももちろんOK。

 

 応用編として、企業名を答えるときに英語で書かせるという手法もありです。

いまや日本企業でもほとんどが英語のロゴを採用していますね。

意外と企業名を英語でかけない生徒もいるかも?

 

このゲームを生徒にさせて、「海外に出なくても英語に囲まれている!」と

気付いてほしいですね。

 

時間を見つけて他の文字も作成してみようかな?

ちなみに、今回の正解は下にはっておきますので、ご確認ください。

 

 

 

 

 

              ↓↓↓正解はこちら↓↓↓

 

 

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全問正解できましたか?

それではまた。

学校を休まないのはいいこと。では休むことは?

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お疲れ様です、Javishです。

 

今週もお疲れ様でした。

期末試験が迫ってきて、それが終われば卒業式準備。

今年度もいよいよといったところでしょうか。

 

今回はJavishが見た生徒の言動を基に、「学校を休むこと」について考えます。

 

ある生徒からのクレーム

Javishが勤務する学校にて、こんなことがありました。

ある教員が諸事情により、管理職に許可を取ったうえで数日間連続して欠勤。

それが自己都合でなくどうしても欠勤せざるを得ない理由であり、

他の教員はその教員が復帰するまでサポートしていこうという形でまとまりました。

 

しかし、その教員の欠勤を聞いたある生徒がこうもらしました。

 

「あの先生は大事な時に休んでばっかり。私達には学校や部活を休むなっていうのに」

 

最近、その教員の方はしばしば学校を欠勤しなければならない理由があり、

休んだ日がたまたま学校の大切な日にあたることが確かに数回あったのです。

生徒からすると、普段自分達に休むなと言う当の大人が休むことに納得が出来ていないようでした。

無遅刻無欠席の推奨 

教員ならば、日常的に生徒に遅刻欠席をしないように指導をしているかと思います。「朝の会ではチャイムが鳴り終わったときに着席していないと遅刻扱い」など、細かいルールを作っている学校もあります。中でも時間厳守を習慣づけるために、「授業開始のチャイムが鳴る前に着席する」ルールを「ベル着」「チャイム着席」などと呼び、徹底しているところも多いようです。また、毎年一度も遅刻欠席がない生徒を皆勤賞として表彰したりして、「遅刻欠席をしないこと=善」という文化を根付かせていると思います。

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こうした習慣は、生徒に時間厳守と体調管理を身につけさせる絶好の方法であることに間違いありません。時間を守ることで授業がスムーズに始まり、学力向上につながります。学校を休まなければ授業の進度から遅れません。学校を休まないことで友達と話す機会が出来、コミュニケーション能力が身につきます。無遅刻無欠席を推奨することは、生徒にとって有益だからこそ推奨するものです。この習慣は、社会に出てからも間違いなく役に立ちます。こうした背景から、学校では「学校を休まないこと=善」の文化が根付いています。

「休まないこと=善」の文化が行き着く先

しかし、非常にバランスをとるのが難しいものの、「学校を休まないこと=善」だけでなく「学校を必要なときは休むこと=善」の文化も生徒に提示していくことが必要ではないでしょうか。教員が「学校を休まないこと=善」という考えを強く持ち、それを生徒に伝え実践させることは大切です。しかし、それだけを伝えていると、

 

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と考えが無意識に発展することがあります。良いとされていることを推奨するのはとてもよいことですが、それだけではその良いとされていることをしないことがまるで悪いことのように感じ取れてしまうことがあります。必要なときは休むことを並行して伝えていかないと、本来必要である「休むこと」が「やってはいけない悪いこと」のようになってしまうのです。最初にあげた、「あの先生は大事な時に休んでばっかり。私達には学校や部活を休むなっていうのに」という生徒のクレームからも、「あの先生はやってはいけない悪い事(学校を休む)をやっている」という感覚があることがわかります。きちんと「休む必要があるときは休んでいいよ」と伝える必要性がありそうですね。さもないと、教員が休むときに生徒から批判的に思われてしまうかもしれません。

 

また、こうして「休むこと=悪」と感じながら成長した生徒は、下の図のように、大人になっても「会社を休む=悪」と思い続けるのではないでしょうか。

 

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確かに病気や寝坊など、自己理由での遅刻欠席は許されるものではありませんが、認められた休暇である有給休暇なら、それを行使することを「悪」と感じる必要はありません。しかし、日本が有給休暇の消費率が世界的に見ても低いことはとても有名です。「エクスペディア・ジャパン」が2017年に行った調査によると、日本は2年連続で有給休暇の消費率が世界最下位でした。

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さらに、同社の調査では、「有給取得に罪悪感を感じる人の割合」もトップでした。

 

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 与えられた権利である有給休暇を行使するのに罪悪感を感じるのは日本ならでは。日本の協調性を重んじる文化や緊急事態に備える慎重性が要因と考えられますが、「学校で休むなと教わったから大人になっても休み方を知らない」可能性も否定できません。生徒に有給休暇はもちろんありませんが、生徒が学校を卒業してから「休みたいし合法的に休めるけど休まない大人」にならないよう、「学校は休まないこと」と「必要なときは休む」ことの二点を伝えられる教員でありたいです。

おわりに

今回は「学校を休むこと」の考察を拙稿ながらまとめてみました。

大人になってから考えを変えるのは大変なことですから、

生徒のうちから休むことの意義を考えられたらベストではないでしょうか?

Javishも休み方を生徒に提示できるよう、

まずは自分から「しっかり休むこと」を実践していきます。

 

本日も勤務された方はお疲れ様でした。

今日明日としっかりと休んでくださいね。お体ご自愛ください。

 

 

参考サイト

「働き方改革」なのに「有休」取れない日本人 有休消化率ランキング世界最下位

http://www.huffingtonpost.jp/2017/12/11/sekai_a_23303184/

絶対押さえたい英語上達に欠かせないコツ

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お疲れ様です、Javishです。

 

英語、上達したいですよね。Javish はまだまだ上達したいと毎日思っています。

先日自分が英語を喋っているところを撮った動画をみる機会があったのですが、自分の英語が下手くそすぎてひきました。めちゃくちゃ日本語訛りだし、単語は幼稚、文法はちょこちょこ間違ってる。そんな自分の絶望的な英語を、これから紹介する「英語が上達しやすくなる大切なコツ」に気をつけつつ、またトレーニングしていきます。

 

というわけで、今回は英語が上達しやすくなる大切なコツについて書きます! 

 

間違いを恐れずに話す

英語の上達に欠かせないコツ、それは「間違いを恐れずに話す」ことです。

なんだか今日は精神論から入った感じになっていますが、Javishはとても大切だと考えます。

 

間違いを恐れずにどんどん英語を話せるのであれば、間違いなく英語は上達します。

このコツを実践し、英語を各段に上達させた、とある人物を例に挙げます。

 

福岡ソフトバンクホークス川崎宗則選手です。

 

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まず、川崎選手の経歴を簡単に紹介しましょう。 

 

 

当時、川崎選手は英語がほぼ話せない状態でメジャー移籍。英語がほぼ話せない日本人が突然アメリカにやってきて、チームメイトやファンに愛される存在となれたのでしょうか?

 

ブルージェイズファンなら知らない人はいない、川崎選手の伝説的なインタビューがあります。ご覧ください。

www.youtube.com

この川崎選手のインタビューに、現地のファンやチームメイトは心を鷲掴みにされました。別の選手のインタビューに飛び入り参加。

そこで一発、"I'm Japaneeeeeese!"

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すごい勇気だと思います。

Javishは渡米2年目では、

インタビュアーからマイクを取り、嬉々として英語を大衆の前で話せません。 

そして、チームメイトのデラロサ選手も取材者もこの笑顔! 

ファンも大盛り上がりです。

 

このインタビューを皮切りに、川崎選手は現地でインタビューに次々呼ばれるようになり、ネイティブスピーカーを相手に毎回爆笑をとっていきます。Youtubeには川崎選手が爆笑を取っている動画がたくさんあがっています。

www.youtube.com

※冒頭部分音量注意

 

 

そしてついには、1人で取材に答えることが当たり前になりました。

www.youtube.com

この動画では英語で軽快にジョークをかましています!

 ネイティヴ相手に英語でジョークを言うのって、これもすごい勇気がいることです。

 

川崎選手が海外にいた期間はわずか5年ですから、すさまじい上達。

川崎選手の英語上達の鍵は、間違いを恐れずにどんどん英語を話しているところにあるでしょう。周りがほぼ全員ネイティブスピーカーというのもありますが、渡米しただけで上達するほど英語は楽ではありません。海外にいても、日本人の友達を作り、ついつい日本人だけで固まって話してしまうなんてよくあることです。

なぜ「間違いを恐れずに話す」と上達するのか

 では、どうして間違いを恐れずに話すことが英語上達につながるのでしょうか。ずばり、間違いを恐れずに話すことが大きな声で話すことにつながる点が挙げられます。「声量」は英語上達においてとても大切です。Javishは、「声量」に関して指導するときは「彫刻」のイメージで伝えるようにしています。英語を習い始めたときに大きな声で話すのは、彫刻をするときに大きな木の固まりを用意するのと同じです。

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 最初にまず大きな原料を用意して、そこから少しずつ削っていく。最終的な完成品が最初の原料より大きくなることはありませんし、最初の原料が大きい方が削る作業が簡単ですよね。途中経過も自分で実感しやすいため、やる気の維持もできる。大きなミスをしても、最初の工程であれば修正がきく場合もあります。これが、最初の木が小さいと前途多難です。削るのも難しく、上達も見えにくい、修正も難しい。不可能ではありませんが、玄人向けコースです。英語の学習にも同じことがいえます。この大きな声量を維持・確保するために、間違いを恐れない心が大切です。

 

おわりに

今回は英語上達に欠かせないコツとして、「間違いを恐れずに話すこと」を紹介しました。Javishは渡米1年目はめちゃくちゃ恥ずかしがってあまり英語が話せず、教授にも"Don't be shy!"(恥ずかしがらないで!)と何回も言われていました・・・あのときからこのコツを知っていれば、もっと英語がうまくなっていたかも?なんて思っています。失敗を恐れず、どんどん英語を話して上達させましょう!