「察する」ことの難しさ。
お疲れ様です、Javishです。
先日、こんなことがありました。
Javishの勤務先にも教育実習生がやってきました。
私も教育実習だったころのことを思い出し、緊張感の有る日々を送っていたのを懐かしく感じました。
ただ、あまり今年の実習生と指導教官のコミュニケーションがうまくいっていないようです。
私もその実習生と指導教官がTTのような形式で一緒に授業をしているところを見学する機会があったのですが、
指導教官がプリントを返却しようとしたときに実習生がそれを手伝おうとすると、
「残り時間が余っているから私だけで大丈夫です。時間を稼がないと」
と実習生の手助けを断りました。
まぁ、あくまで指導教官が、実習生が手伝う必要がないと考えたならそれもありかなと私も思いましたが、
数日後、指導教官の先生が私に対し、それ以来あまり実習生が手伝いに来ないと軽く愚痴をこぼしたのです。もっと積極的にやれる事を探すべきだと。
うーん・・・
私も実習生だったころがそんなに遠く昔のことではないので、
どちらかというと実習生の気持ちのほうが良くわかります。
なれない環境の中で、勇気を出して他人を手伝おうとしたら、
それを指導教官に断られてしまった。
実習生からしたらなかなか大変なことです。
一度手伝いを断っておいて、「もっと手伝え」と何も言わずに考えるのは酷では・・・
やんわりそう伝えました。
確かに教育実習中は出来ることを積極的に探すことは大切ですが、
実習生に求めすぎるのもどうかと思います。
社会人の経験もないのだから、
何をやるべきかを具体的に示さないと、
コミュニケーションは成立しなさそうです。
にしても、
指導教官が実習生に対してこれだけコミュニケーションが取れていないのなら、
普段生徒と接するときにはどんな情報の伝え方をしているのだろう・・・