英語科教員のメモ書き。

今日やれば、今日伸びる。

ロンドンより、英語学習に関する情報発信中

#011 【論文要約】言語習得の基本ルール10個

お疲れ様です、Javishです。

 

 

anchor.fm

 

 

今回で11回目の配信。

大学院のRecommended reading list に乗っていた、

TESOL初心者おすすめ論文を要約しました。

 

ぜひ。

 

論文のタイトル

Principles of Instructed Second Language Acquisition

論文の著者

Rod Ellis

論文のリンクはこちらから

https://pdfs.semanticscholar.org/8561/29cc9218ada417fde72fad1c07bf9929c01b.pdf

#010 【論文要約】語学習得のやる気を生み出す条件ほか

 

anchor.fm

 

 

お疲れ様です、Javishです。

 

2学期はとっくに始まりましたが、

もう出勤はしないので心が軽い。

朝から家事を済ませたあと、Podcastも収録できちゃいます。

 

今回は、言語学習におけるやる気、動機付けについてまとめた論文を要約しました。

 

今回で10回目の配信です。ぜひ。

 

論文のタイトル

The Impact of Motivation on English Language Learning

論文の著者

Mitra Alizadeh

論文のリンクはこちらから

http://ijreeonline.com/files/site1/user_files_68bcd6/admin-A-10-1-3-54f17e7.pdf

#009 【論文要約】マレーシアの英語教育改革と実情

第9回目の配信です。

今回は、マレーシアの英語教育改革とその実情についての論文を要約しました。

 

論文のタイトル:

CEFR-aligned school-based assessment in the Malaysian primary ESL classroom

論文の著者:

Gurnam Kaur Sidhu1, Sarjit Kaur, and Lee Jia Chi

論文のリンクはこちらから:

https://ejournal.upi.edu/index.php/IJAL/article/view/13311

 

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ぜひ聞いてみてください。

 

それでは〜!

#008 イギリス大学院選び&出願に必要な書類まとめ

 

Podcastにエピソードを配信しました。

このブログで毎回のアップデートができていなかったのですが、

今回で8回目の配信です。2桁配信が見えてきました。

 

 

anchor.fm

 

ぜひ聞いてみてください。

 

それでは〜!

#005 【論文要約】学び合い≠communicative approach

お疲れ様です、Javishです。

 

今回は論文要約です。

Communicative language teachingの歴史、重要性、課題などをまとめています。

 

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論文のタイトル:

Direct approaches in L2 Instruction: A Turning Point in Communicative Language Teaching?

論文の著者:

Marianne Celce-Murcia

Zoltan Dornyei

Sarah Thurrell

論文のリンクはこちらから:

https://pdfs.semanticscholar.org/7370/e33deeedd5c95c0e340431578b45dc4a15f1.pdf

 

論文をまとめてサマリーにして話すと、理解度が格段に上がりますね。

自分の中では「学び合い」=Communicative approachだと思い込んでいましたが、よくよく読んでみると別物であることがわかりました。この論文に出会えてよかった。

 

 

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今後もゆったり更新していきます。

 

それではー!

#004 教員をやめた後のキャリアプラン

みなさんお疲れ様です、Javishです。

 

第4回目のエピソードをPodcast配信しました!

ここから聞けます↓↓

 

anchor.fm

 

教員をやめた後どうするのかについて話しました。

他業種に転職は難しいと言われる教員。

学校をやめてどこへ行くのか、決めました。

 

気軽に聞き流してやってください。

 

それではー!

 

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#003 Podcast配信!

みなさんお疲れ様です、Javishです。

 

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Podcast "Research and Diary"の第3回エピソードを配信しました!

今回はきちんと論文を読んで要約しています。

単語を学習するのに効果的な活動はoutput中心かinput中心か、と言う内容の論文です。

 

論文のタイトル:

Comparing Input and Output Tasks in EFL Learners‘ Vocabulary Acquisition

論文の著者:

Gui Bao

論文のリンクはこちらから:

https://files.eric.ed.gov/fulltext/EJ1244083.pdf

 

anchor.fm

 

今回で第3回目の配信ですが、

じわじわ再生回数が伸びてきていて本当に嬉しいです。

 

まだまだ暑い中ですが、ゆったり聞き流してください。

ご意見・ご質問・お便りも募集中!

右上の問い合わせフォームからお寄せください。

 

それでは〜!

 

はじめました。

みなさんお疲れ様です、Javishです。

 

以前、アウトプットの新しい形を用意中と書きましたが、

用意ができました!

 

何かというと、

 

Podcastを始めました〜!!

 

 

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以下のリンクからPodcastを聞くことができます。

 

anchor.fm

 

まだ始めたばかりでエピソードも少ないのですが、

聞いてくれると嬉しいです。

 

現在、Podcast配信アプリAnchorや、SpotifyApple Podcastでも聞けます。

Podcastのタイトルは「Research and Diary」で、

名前は今までと同じくJavishでやってます。

 

Podcastへのお便りや質問も、

このブログの問い合わせからお寄せください。

 

それではー!

教員やめます。理由二つめ。

みなさんお疲れ様です、Javishです。

 

この記事では、教員を辞めると決断した理由の二つ目をまとめます。

 

ずばり、「学校が求める働き方ができないと感じたから」ですね。

 

ちょっとググれば、教員という職業がいかにブラックかはいくらでも知ることができます。

簡単な仕事ではありませんが、当然業務内容は膨大で、複雑です。

その分、帰宅することが遅くなることもざらにあり・・・

確実に体調に影響は出ていました。

 

実はJavishは偏頭痛もちで、ストレスが溜まったり、気圧が急激に変化したりすると、

頭痛が止まらなくなります。

これが起こると本当に大変で、

薬を飲んで、頭痛がおさまるのを待つしかありません。

 

寝ても、横になっても、水分をとっても、全く効果なし。

ひどい時は治るのに丸一日以上かかります。

 

教員になる前は仕事で体調を崩したことは全くなかったのですが、

教員になってからは、

年に一度は偏頭痛で救急搬送、救急車で運ばれたことがあります。

有給の消化はほとんど入院に使ったという・・・

この辺のことを考えると少し悔しい。

 

この詳細はまた今度まとめるとして、

 

今まで一度も仕事で体調を崩したことのなかった人が、

救急車で運ばれるレベルに体調を崩す可能性がある仕事だった、

ということですね。

 

ちょっと話がそれますが、

初めて偏頭痛で入院した時、

早くも転職のことが頭をよぎって、

ゆうきゆう先生の「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由(ワケ)」という本を読みました。

 

 

仕事が辛い人はぜひおすすめの一冊です。

(上のリンクを踏んでもアフィリエイト報酬等の類は一切発生しません)

 

強く実感したのが、この本の中の、

「人によって仕事やストレス耐性のパラメータに個人差がある」という部分。

 

Javishの職場には、夜遅くでもめちゃくちゃ仕事ができるスーパーティーチャーがたくさんいます。

私はできません。

夜7時以降を過ぎるとイライラしだすし、仕事の精度がどん底に落ちます。

 

なんでこんなに差があるのかな〜

とずっと悩んでいたのですが、

努力の差ではなくただの個人差だ、

という指摘が納得できたし、同時に安心もできました。

 

閑話休題

 

とにかく予想の何倍も仕事量が膨大で、体調を崩すことが多くなり、

不安が募りました。

2年やっても、体調は崩しがち。

もうこれはだめだ、と退職を決断しました。

 

二つ目の理由はこんなところでしょうか。

 

ちなみに、一時期有名になったこの本も読みました。

仕事が辛い、退職しようかなと思っている方は是読んでみてください。

(これもJavishは一円も貰ってません、単純なおすすめ。)

 

 

教員やめます。理由一つ目。

みなさんこんにちは、Javishです。

 

長い間更新ができておらず、

その間にいろいろなことがありました。

少しずつアップデートをしていきます。

 

まず、教員を今月をもって退職することにしました。

 

今年度が始まる前から職場には知らせていたことではありましたが、

今月はもう有給消化でほとんど出勤もないので、

この辺でお知らせしようかと思います。

 

教員生活も3年でおしまいです。

 

退職に至った理由を整理しながらまとめます。

 

 

理由①:もっと授業力を磨きたいと思った。

 

一番大きな理由がコレ。

教員の本業である授業作りにフルコミットしたい、

そして授業作りの力が自分の思うように伸ばせないと思いました。

 

元々Javishは英語を勉強して伸ばしたタイプではなく、

海外生活を積み重ねつつ、もがいてもがいて現状の英語力にたどり着いた人間です。

 

高校英文法もそんなに頭に入ってなかったのではないのかな・・・

英文法は高校の英語の先生が何を言っているのかいまいちわかってなかったので、

SATのWritingの問題を解いて、その解説を読んで勉強しなおしました・・・

めちゃくちゃ非効率なことをしてました。

 

きちんと英語を勉強していないのだから、

きちんと英語を勉強する場所である学校で疑問を持つことは当たり前なのですが、

教員として日本の学校で働き始めてから、

本の学校で行われている英語教育には、様々疑問を持つことがありました。

 

例えば、英語のテストではよく使われる、語順並べ替え問題。

よくある、「2番目と5番目に来る単語を、記号で選びなさい」という問題。

これ、Javishはすごく苦手でした。

教員採用試験を受験した時にこの手の問題に出くわして、

 

「なんじゃこりゃ」

 

と思いました。

単純に、「これで英語力をどう測るんだろう?」と疑問に思ったんです。

 

 英語を話す時、話したい文の単語がバラバラに頭に浮かんできて、

それを並び替えて文を作る人は少ないのでは?

 

英語のアウトプットをする作業からはかけ離れているような気がして、

正直無駄に感じます。

 

 外部試験を見てみても、この語順並べ替え問題が出されているのは英検だけ。

SATも、IELTSも、TOEICも、TOEFLも、

語順並べ替え問題は一切出題されません。

でも、学校の定期テストにはほぼ間違いなく出題される。

 

とまぁこんなことを筆頭に悩みながら、

学校現場で変えられるところは細々変えて行ったわけですが、

職場の性質上、他の方の意見も聴きながら進める必要があります。

 

すると、もちろん自分より経験が長い先輩方の中には反対される方もいらっしゃって。

それ自体は全然いいんです。

ただ、自分が思う意見のベースとなるところが全て経験談に基づくもので、

どうしても根拠となる部分が弱いな、と思って。

学校現場では授業作りはチームでやる作業なので、

他の教員の方からある程度の同意を得つつ進める必要があります。 

 

長きにわたって当たり前だったことを、

ぽっと湧いて出てきた新人がひっくり返すのは大変です。

 

相手を聞いてくれる先輩にも恵まれましたが、

各自の方法に自信をもって進めてこられた方もいらっしゃいます。

 

しかし、中高6年間の英語の授業を受けて、

英語が話せるようになって卒業していく高校生はごくわずか。

この現状をなんとかしたい。

真面目に勉強する日本人なら、絶対にできるはず。

 

「今の英語教育に欠けているものを徹底的に分析して攻略する」作業がしたい。

科学的なデータというか、まさに根拠となる部分を見つけて、

自分がやりたい方法での英語教育を展開したい。

 

そのためには、教員の道を一旦外れて、しっかりと学び直す必要があると感じました。

 

 

さて、一つ目の理由が一番綺麗事を並べた感じになりましたが本心です。

次の投稿では、理由の二つ目をまとめます。

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。