教員やめます。理由一つ目。
みなさんこんにちは、Javishです。
長い間更新ができておらず、
その間にいろいろなことがありました。
少しずつアップデートをしていきます。
まず、教員を今月をもって退職することにしました。
今年度が始まる前から職場には知らせていたことではありましたが、
今月はもう有給消化でほとんど出勤もないので、
この辺でお知らせしようかと思います。
教員生活も3年でおしまいです。
退職に至った理由を整理しながらまとめます。
理由①:もっと授業力を磨きたいと思った。
一番大きな理由がコレ。
教員の本業である授業作りにフルコミットしたい、
そして授業作りの力が自分の思うように伸ばせないと思いました。
元々Javishは英語を勉強して伸ばしたタイプではなく、
海外生活を積み重ねつつ、もがいてもがいて現状の英語力にたどり着いた人間です。
高校英文法もそんなに頭に入ってなかったのではないのかな・・・
英文法は高校の英語の先生が何を言っているのかいまいちわかってなかったので、
SATのWritingの問題を解いて、その解説を読んで勉強しなおしました・・・
めちゃくちゃ非効率なことをしてました。
きちんと英語を勉強していないのだから、
きちんと英語を勉強する場所である学校で疑問を持つことは当たり前なのですが、
教員として日本の学校で働き始めてから、
日本の学校で行われている英語教育には、様々疑問を持つことがありました。
例えば、英語のテストではよく使われる、語順並べ替え問題。
よくある、「2番目と5番目に来る単語を、記号で選びなさい」という問題。
これ、Javishはすごく苦手でした。
教員採用試験を受験した時にこの手の問題に出くわして、
「なんじゃこりゃ」
と思いました。
単純に、「これで英語力をどう測るんだろう?」と疑問に思ったんです。
英語を話す時、話したい文の単語がバラバラに頭に浮かんできて、
それを並び替えて文を作る人は少ないのでは?
英語のアウトプットをする作業からはかけ離れているような気がして、
正直無駄に感じます。
外部試験を見てみても、この語順並べ替え問題が出されているのは英検だけ。
語順並べ替え問題は一切出題されません。
でも、学校の定期テストにはほぼ間違いなく出題される。
とまぁこんなことを筆頭に悩みながら、
学校現場で変えられるところは細々変えて行ったわけですが、
職場の性質上、他の方の意見も聴きながら進める必要があります。
すると、もちろん自分より経験が長い先輩方の中には反対される方もいらっしゃって。
それ自体は全然いいんです。
ただ、自分が思う意見のベースとなるところが全て経験談に基づくもので、
どうしても根拠となる部分が弱いな、と思って。
学校現場では授業作りはチームでやる作業なので、
他の教員の方からある程度の同意を得つつ進める必要があります。
長きにわたって当たり前だったことを、
ぽっと湧いて出てきた新人がひっくり返すのは大変です。
相手を聞いてくれる先輩にも恵まれましたが、
各自の方法に自信をもって進めてこられた方もいらっしゃいます。
しかし、中高6年間の英語の授業を受けて、
英語が話せるようになって卒業していく高校生はごくわずか。
この現状をなんとかしたい。
真面目に勉強する日本人なら、絶対にできるはず。
「今の英語教育に欠けているものを徹底的に分析して攻略する」作業がしたい。
科学的なデータというか、まさに根拠となる部分を見つけて、
自分がやりたい方法での英語教育を展開したい。
そのためには、教員の道を一旦外れて、しっかりと学び直す必要があると感じました。
さて、一つ目の理由が一番綺麗事を並べた感じになりましたが本心です。
次の投稿では、理由の二つ目をまとめます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。