英語科教員のメモ書き。

今日やれば、今日伸びる。

ロンドンより、英語学習に関する情報発信中

「英語なぞなぞ」が面白い。

 

お疲れ様です、Javishです。

 

英語なぞなぞってありますよね。

意外となぞなぞは面白い教材になりうるかもしれません。

もちろんただひらめきが必要なものもありますが、

文法の知識や語彙が必要なものも探してみると結構あります。

 

 

例えば、こちら。

 

You draw a line.

Without touching it,

how do you make it a longer line?

 

「線を一本書きます。

 それに触らずに、

 その線をより長い線にするには、どうすれば良いでしょう?」

 

(※答えはこの記事の一番下へ)

 

この問題の場合は「比較級」と「代名詞」が文法事項としてカバーされています。

 

語彙力も伸ばすことができますね。

「Draw」は「かく」という動詞ですが、

「かく」も英語だと以下のように使い分けられます。

 

線を書く→ draw

絵を描く→ paint(ブラシや筆で塗る) / draw(線画を描く)

文章を書く→ write

 

これだけ短いなぞなぞにも、英語学習の要素がたくさんあるんですね。

英語の知識とひらめきを組み合わせて使わないと解けない、良い問題です。

 

 

ところで、少しAmazonで検索してみると、

英語のなぞなぞの本で日本語で書かれているものは数冊しかない上に、

それらに合わせた文法や単語の丁寧な解説があるものはないんですね。

「単語・文法・センスを全部磨ける 英語なぞなぞ100選」とかどう?

まとめてみようかな?

 

 

 

 

 

 

なぞなぞの答え

You draw a shorter line next to the line you just drew.

Then, the first line becomes a longer line.

(和訳)

今書いた線の横に、それよりも短い線をもう一本書く。

すると、最初に書いた線はより長い線になる。

 

 

最初の線自体を長くするのではなく、

短い線を書くことで相対的に「より長い」線にする、という訳ですね。

 

これ、授業の冒頭にでも出してみたら面白いのでは。

中学・高校どちらでもウケそう。